押入れの奥から引っ張り出してきたスーツケース(トランク)。
さあ開けようと思って、
と思いもよらないトラブルに困っていませんか?
出張の多いサラリーマンでもない限りスーツケースを使うタイミングは年2回あればいい方なので、暗証番号が合わないことはよくあるケースです。
思い当たる番号は多くても4つか5つくらいでしょうから、全部合わなかったらけっこうパニくりますね。
そこで、スーツケースが開かなくなってしまった時に使える便利なワザを紹介します。
この記事のもくじ
暗証番号を忘れたスーツケースを自分で開けるコツ
すでに試していると思いますが、暗証番号が分からない時やみくもに回してもたいてい開きません。
暗証番号を思い出すコツ
暗証番号を忘れたときは、まず思い当たる数字を紙に書き出しましょう。
頭の中で思いだすだけでは、抜けてしまっている可能性があります。
- 誕生日や記念日
- 電話番号
- 車のナンバー
誕生日といっても自分の誕生日とは限りません。
家族や好きなアーティスト、お気に入りのアニメキャラなど色々考えられます。
紙に書き出して目にすると、「もしかしてアレかも」という番号が出てくる可能性があります。
個人的には、意外とこの方法がいいんじゃないかなと思います。
それでも分からなければ、番号を探し当てていかなければなりません。
その時に自力で正解にたどり着くための使える方法です。
1つずつ番号を合わせていく
暗証番号は目の前のダイヤル式ロックの中にかならず正解の数字があります。
「000」から初めて「999」まで1つずつ番号をずらしていけばどこかで開きます。
ぜったいに開くはずにもかかわらず、この方法で開かない場合も少なくありません。
最初の方は1つずつしっかりと合わせていても、だんだんと数字を回すときに少しずれたり、ロック解除の押し方が甘くて通り過ぎてしまうのでしょう。
3桁なら千回ですが、4桁のダイヤル式となると1万回も数字を合わせないといけませんよね?
すべての数字をしっかりとチェックできたかどうかは自信が持てないんじゃないでしょうか。
しかもすぐに開けて使いたい焦りとイライラも加わるので、かなり面倒な作業です。
1周でダメだったら次の方法をためしてみてください。
スーツケースのスキマを見ながら開ける
暗証番号の数字が合うときは、閉まっている部分が離れます(スキマができる)。
その原理を利用して探すと見つけやすくなります。
- 数字を「000」にする
- 「000」→「001」にしてスーツケースを開く
- 「000」の時よりもスキマが開くなら、「001」が正解
- 「001」で変わらないなら「002」「003」と1つずつずらす
- ひと桁目の正解が見つかったら、十の位を同じように探します。
- 十の位の正解が見つかったら、百の位を合わせて行き正解を探します
正解であってもスーツケースにできるスキマはほんのわずかですが、ちがう数字は全くスキマが出来ないのでよく見れば違いははっきりと分かります。
ただ時間がかかるのと、目が疲れます。
自分でやってもスーツケースが開かない時はどうする?
もし1つずつ回す方法・スキマを確認する方法のどちらとも開かなかった場合は、次の対処をしてみてください。
メーカー製品の場合
リモワやサムソナイトなどのメーカー品なら、正規代理店や日本法人などで対応してくれます。
まずは購入した販売店に相談してみるのも手です。
購入時の保証書(ギャランティカード)が必要となり、修理扱いになるので時間がかかるようです。
出発間近で急ぎの場合は、日数にどのくらいの猶予があるかによって対処方法が異なります。
すぐに使用する場合
旅行に行く日が決まっていても、スーツケースに荷物を入れるという準備をするのは大抵が旅行の直前です。
緊急に鍵を開けたいケースが多いので、旅行日までの残日数ごとの対処方法を紹介します。
【残1日】
明日には出発する、というような超緊急事態の場合は、鍵開けの専門業者に頼みましょう。
餅は餅屋、鍵は鍵屋。
年中無休で対応してくれる会社もあるので、もう他に方法がないというときに頼れるサービスです。
【鍵屋】≪お電話1本で急行≫急なトラブルも年中無休、安心価格でサービス満点!
様々な鍵トラブルを解決してきたプロなので確実に開けてくれる安心感があります。
ちなみにダイヤル式ではなく鍵を差し込むタイプで鍵を紛失していると素人が開けるのは無理。
その場合は鍵開けの専門業者に頼むしかありません。
【残2~3日】
出発日まで2~3日あるのなら、この機会に新しいスーツケースを買ってはいかがでしょう。
スーツケースは普通に使っているとそう簡単に壊れるものではないので、長期間使用する人が多いです。
ただ一般的に、スーツケースは生産から約5年が寿命と言われています。
見た目が壊れていなければ気にせず使ってしまいがちですが、保管中も劣化が進んでいるので使用中に亀裂が入ってしまったなんてケースも多いらしいですよ。
スーツケースが数年使ったものなら、新しいのを購入するもの良い選択というわけです。
【残4日以上】
出発までに日数に余裕があるならレンタルという方法もあります。
レンタルなら憧れのブランドやメーカー品も手軽に利用することが出来ます。
また、あまりスーツケースを利用しない場合もレンタルがおすすめです。
スーツケースは保管中もどんどん経年劣化しているので使用する・しないに関わらず寿命が近づいていきます。
例えば、今回の使用後にしばらく使わないことが分かっているなら、レンタルで済ませるほうがお得です。
どうしても新しいスーツケースが準備できない場合
あまり無いでしょうが、購入もレンタルも出来ないというケースでは宅配便でホテルに荷物を送るという手もあります。
ダンボールでなくても手さげカバンや紙袋で送ることも可能。(中身を見られないようにしておく必要はありますが)
滞在先が複数ある場合には利用がむずしいことと、荷物が到着するまでに数日かかる可能性があるため、滞在先に着いても荷物が届いていない場合があるのが注意点です。
最終手段として知識を持っておくと使える機会もあるかもしれません。
さいごに
私自身、前回スーツケースを使ったのは3年以上前です。
この記事を書いていて、試しにスーツケースを開けようとしたところ暗証番号が違っていました。
幸いにも1つずつずらす方法ですぐに開きましたが、1周回してたらと思うとぞっとします。
大事なことは番号を設定したら紙などに書いて保管しておくことですね。
私も紙ではないですがデバイスに保管しておきました。
あなたも暗証番号がわかったら控えておくようにしてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。