原付免許の試験に合格する勉強方法をまとめたときに、気になったので調べてみました。
聞いたことはある言葉でも、未満の対義語としての認識はあまりない言葉です。
「そりゃ分からんわ」という理由と、よくある使い方につてまとめました。
未満の対義語は何?
未満の対義語は「超過」です。
未満(みまん) ある数に達していないこと。
超過(ちょうか) 程度を超えること。(引用元:対義語辞典)
未満はある数を含まずに達していないのに対して、超過はある数を含まずに超えていること。
以上や以下のようによく目にする単語ではないので、わかりませんよね。
超過が未満の対義語として認知されない理由を考えてみた
ちょっとググってみても、「Yahoo!知恵袋」や「教えて!goo」などでたくさん質問されています。
未満の対義語ってありますか?
以上は以下と対比できますが、未満の反対の意味ってないんですか。「未満」の対義語は「超過」です
(引用元:Yahoo!知恵袋)
たしかに以上と以下はよく目にしますし、反対の意味としてすぐに答えが出てきます。
例えば、原付免許試験の合格ラインとして「45点以上」に設定されています。
この場合、基準の数字は含まれるため45点は合格ですよね。
超過を未満の対義語で使われることは少ないので、認識されないんだと思います。
上記の例でいうと、45点を合格点として「合格ラインは44点超過」なんて言いませんよね。
数字+超過で表示されるより、あることに対してそれを超えたときに超過を使われることが多いです。
別の言い方をすると、超過はオーバーという意味でつかわれることが多いです。
例1:速度超過
スピード違反のことですね。
警視庁の交通違反の点数一覧表には次のように記載されています。
(引用元:警視庁「交通違反の点数一覧表」)
制限速度をオーバーしていることに対して速度超過の記載がされています。
単位は20以上25未満など、数値には以上と未満を使っています。
例2:予算超過
家庭では食費とか、会社ではプロジェクトやシステム開発など、目的に応じた予算が組まれますよね。
その予算を超えてしまうときには予算超過や予算オーバーなんていいますよね。
このことからも、超過は数値に対してよりも、オーバーしたという意味で使うことが多いです。
最後に
未満の対義語についてまとめました。
なんだか納得いかないですけど、国語的には未満の対義語は超過です。
ふだんの生活で困ることはないでしょうが、クイズ番組の問題で出たときはドヤ顔できるんじゃないでしょうか。
また気になる言葉や反対語があればまとめたいと思います。